北方謙三『水滸伝 一 曙光の章』『水滸伝 二 替天の章』集英社文庫

ネタバレ特になし。
お世話になってる美容師さんに熱烈なご推薦をいただきまして。最初は『蒼天航路』の話で盛り上がってたんだけど。こりゃ読むまで髪切りに行けんがな、ととりあえず二冊購読。
で、正直よくわからんかったわ。歴史活劇は確かにあまり読まないけど、別に苦手意識はないのだが。思うにキャラクタ造形の面で、宋江晁蓋のカリスマ性が単に説明されるだったりで物足りないし、全体の浪漫性も、物語がこのステージにあってはまだまだといったところ。ワンピースみたいな仲間集め展開は燃えるんだけどね。
でもやっぱ『蒼天』は偉大だよ。その独特の台詞回しとキャラ造形で、最初からテンションMAXだったもんなあ…みたいなことを髪切ってもらいながら喋ってたら、なんか五巻あたりに大きな展開があるとのこと。…。次までにボチボチ読んでいこうかと思います。
評価はC。

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)

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