コンスタントに出るね。いいね。
今回は試合メインの巻なのだけど、読んでて思うのはやはり「画がうまいなあ」ということ。スポーツマンガとしては、普通なら身体の描写がその誉め言葉の対象なんだろうけど、この作家の場合はそれも含めた総体としてのスタジアム、サッカーというスポーツの作り出す「空間」についてだ。実地の体感を相当積まなければ、こうは描けないだろう。まあ『オレンジ』のレオーネ戦がその最高傑作なんだけどね。
あと今回、如実に実在のチーム、選手をモデル化してますが、これは要るのでしょうか…まあ以前モンテネタにたやすく喜んでた俺ではありますが。架空でいった方が面白いのでは、と『オレンジ』愛読者としては思うが、サカつく的な感覚と割り切るべきなのかもしれない。その内鬼茂が出てくるかもな。
- 作者: 能田達規
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/07/09
- メディア: コミック
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