ネタ細かい…。
専スタとかレンタル移籍、ソシオなんかの話はまだしも、移籍係数の話なんてわざわざマンガに描く意味あるんかいなと思ったけど、まあJをとりまく様々な要素をしっかり丁寧に描こうというモチベーションは窺える。
だけどそんな詰め込み感の一方で、レネの造反なんかの「サッカー」としてのダイナミズムがおざなりにされてる感はあって。竹内を巡る、五輪代表にモチベーションがあるレンタル移籍のエース、しかしJ2でいくら活躍してもお呼びがかからない…という設定は個人的にも身につまされるものがあるし*1、現役時代の姿に憧れた、ユース時代のコーチでもある監督の危機に発奮して…という展開にも非常に燃えるものがありましたので、二者のバランスを上手く取って描いていって欲しいなあと思うのでした。
- 作者: 能田達規
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/04/09
- メディア: コミック
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*1:名古屋サポの皆様、豊田選手は完全でください、本当に。