筒井康隆『愛のひだりがわ』新潮文庫

ネタバレ注意。

犬と話ができる少女・愛の父親捜しの冒険を描くジュブナイル

表紙のイメージから動物感動ものかと思ってたら、ディストピア日本を舞台に、小気味よくハードなビルドゥングス・アドベンチャーが展開されて、いい意味で裏切られた。

まあお話じたいはご都合主義的で、だからどうしたという感じではあるが、リーダビリティは高い。

評価はC+。