ネタバレ一応注意。
滅亡後の世界を彷徨する父子を描くSF長編。
なんとも陰惨として、荒涼たる世界。確かにある種の美しさが宿っていることは認めながらも、ひたすら暗澹とする読書でなかなかシンドかった。
終盤、渚にて、対岸に同じように座っているかもしれない父子をイメージするシーンは美しかったな。
評価はC。
- 作者:コーマック・マッカーシー
- 発売日: 2010/05/30
- メディア: 文庫
ネタバレ一応注意。
滅亡後の世界を彷徨する父子を描くSF長編。
なんとも陰惨として、荒涼たる世界。確かにある種の美しさが宿っていることは認めながらも、ひたすら暗澹とする読書でなかなかシンドかった。
終盤、渚にて、対岸に同じように座っているかもしれない父子をイメージするシーンは美しかったな。
評価はC。