吉本隆明『共同幻想論』角川ソフィア文庫

ネタバレ特になし。

共同幻想としての国家」を論じる評論。

遠野物語」と「古事記」をメインテキストにした哲学書です。ちょっとイメージと違ってた。

テキストにも、議論にも興味はあっても、やはり難解でした。時代の知的ムーブメントの雰囲気を知りたい、ぐらいのノリでは太刀打ちできない…まあでも、60s、70sの社会探求を続けていく限り、どこかでまた繙くことになる本だと思います。

記録のみ。

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)