井上夢人『クリスマスの4人』光文社文庫

ネタバレ注意。
1970年、ある秘密を共有することになった当時大学生の四人の男女の、それぞれの人生と秘密が変転する2000年までのdecadeを描く長編。
…このオチはちょっと、なかなかに受け入れ難いものがありました。各decadeでの描写も、自慰的なノスタルジィ以上のものを感じられない。この作家にしては、かなり残念な部類の作品。
評価はC。

クリスマスの4人 (光文社文庫)

クリスマスの4人 (光文社文庫)