2016明治安田生命J2リーグ 第41節 レノファ山口FC 2-2 モンテディオ山形

2016.11.12@維新百年記念公園陸上競技場
今シーズンラストの生観戦。ドローでの自力残留という、本当に最低限の結果でしたが、掴み取ったものの価値を証明するのは、これから始まる次のシーズンです。
序盤こそプレスがはまり、ボールも握れていい時間帯が続きましたが、セットプレイ崩れからカウンタくらったあたりから相手に流れが向き始め、その流れを無視する一発の破壊力を大黒が見せてくれつつ、基本的には山口アタッカ陣のモビリティに翻弄される内容でした。同点ゴールは相変わらずサイド崩された際の脆さを露呈してしまいましたが、中見ないで上げたクロスのクリティカルポイントに人が入ってくる、山口の攻撃の連動性、意思統一を見せつけられるファインゴールでしたし、二点目のパーフェクトカウンタの見事さは言わずもがな。敵ながらいい攻撃、いいゴールでした。
しかしこれも相変わらずのアルちゃんのファウルトラブルで人が減ってから、なおかつ逆転ゴールの逆起点になった拓巳は起死回生の同点ゴールでリバウンドメンタリティを見せてくれて、今シーズン完全にチームの柱となった成長ぶりを総括してもくれたと思います。それに比べて10番は…まあいいやこの際。人減って以降のチーム全体の戦いぶりには、来シーズンに繋がる意地を見ました。
ということで、山口くんだりまで出かけた価値のある内容はあったと思います。監督の退任も発表され、また知事選挙も控える中、来シーズンのビジョンを描くのは難しいところ、いずれにせよチームは大きく姿を変えることになるでしょうが、サポータの方は変わらないんでしょうね。
まあ取りあえず、一年間おつかれさまでした。