大塚英志『摩陀羅 天使篇 2 ミカエルの廢都』電撃文庫

ネタバレ一応注意。
話が進んでるんだかよー分からんけど…つか堂々巡りなのは理解してるけど…いろいろ死んでるし、話は動いてるんだろうな。
登場人物たちの行動原理が全く理解できずに、醒める場面が多い。昔なら易々とアゲられたであろう、レクターめいた女サイコキラーとか、連合赤軍山岳ベースネタとかも、もう騙されねーぞ、と思って冷静だった。
あと辞書引く気も起きないけど、「諦念した」「偏執さを帯びる」とかって日本語正しいかな…? そういうのにも違和感を感じながら読んだ。
評価はC−。