ネタは三つ、アフガニスタン/イラク戦争、自殺サークル、自殺の名所の踏切…といったところ。
社会的なトピックをホラーのプロットに取り入れる手つきは、さすがポストモダン・ケレンの名手といったところだけど、この本ではそれぞれヴォリュームとの兼ね合いもあり、あくまで表層的で、クリティカルな感興には至っていない。
かと言って流して読むには、作画が好みじゃなくてね…。
- 作者: 大塚英志,山崎峰水
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る