2012-04-17 馳星周『M』文春文庫 reading ネタバレ特になし。 エロティック短編集。 基本的にはいつものノリで、性愛とそれに伴う暴力に力点を置いた作品集だけど、やはりそもそも短編には向かない作家。作品のエネルギィが、どうしたって薄まって見えてしまう。 全体的にチープで、エピゴーネンである新堂冬樹じみた風情。これなら石田衣良のがよっぽどエロい小説書くなあと思った。 評価はC。M(エム) (文春文庫)作者: 馳星周出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (20件) を見る