長坂秀佳『彼岸花』角川ホラー文庫

ネタバレ一応注意。
京都を舞台に女子大生三人組がてんやわんやのホラー小説。
うーん、『浅草エノケン一座の嵐』はよかったんだけど、このシリーズは前作の『弟切草』同様、ゴミでした。
ホラー小説をナメてるのか、あるいは根本的かつ決定的な誤解があると思われます。
主人公たちの気が狂ったようなコメディエンヌぶり、および京都という舞台装置の条件反射的な効果で『弟切草』よりはマシだったので+をあげる。
評価はD+。

彼岸花 (角川ホラー文庫)

彼岸花 (角川ホラー文庫)