ネタバレ特になし。
村上龍監督映画の関連書籍。自作解説インタビューと、シナリオと、主演女優との対談。
最初に謝っとくけどゴメンナサイ、完全に地雷だと思っていて、タイトルもアレだし、高岡早紀とかってアレだし、『ラッフルズホテル』みたいな、クレイジーな女の自意識に画面と物語が蹂躙されるだけの映画、そのナルシシズムの上塗りだろうと。
…しかし。シナリオは奇を衒わない、シンプルに感動的なロード・ムーヴィになっているし、インタビューや日誌も客観的で率直で、特に日誌はそれ自体ロード・ムーヴィ的な、臨場感のある読み物になっている。
なかなか映画までは観ない…と言うか近所のTSUTAYAじゃ探せないレベルだと思うけど、少なくともこの本は文庫にするだけのクオリティはあると思った。
つか、何があったんだよ二階堂ミホとやらw
評価はC+。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
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