吉村萬壱『クチュクチュバーン』文春文庫

ネタバレ特になし。
人体のメタモルフォーゼとか、謎の宇宙人の来襲とか、SF的設定の下、グロテスクなパニック状況の描かれる作品集。
…えーと、まったく予想していなかったブッ飛びぶりに、困惑と嫌悪感の否めない読書となりました。ついていけない、というか、作者ももちろん「ついてこい」なんて思っちゃいないだろうけど。文章はクールだけど、これを書く、それ以上に読む意味が分からない。
「直腸出し」とか、笑えなかったよ。
評価はＣ。

クチュクチュバーン (文春文庫)

さて、新年一発目がコレってのも、アレな巡り合わせではありますが。
どうか本年も、宜しくお願いいたします。