あだち充「H2 3・4」小学館文庫

月に一度の生殺し。
あーまとめて読みたい。
ということで野球部設立おめでとうございますの巻。この辺までの流れは全部記憶の範疇。改めて完璧なエピソード構築がニクい。
あとは佐川のエピソード。これだけ各所に伏線張るって、相当気合いの乗った造形だと思うのだけど、その後の活躍があまり印象に…いや、単に俺が憶えてない、あるいは読んでないだけだな、うん! 楽しみだね! この後での千川入学ってのはまた「燃え」の流れ完璧だしね!
ひかりとのラブコメ*1、および「邪」なサウスポーについては些か不愉快なので言及しません! まあ≪縦じまのユニホームは似合わねえな。/邪なあんたには――≫(4巻218p)は、しっかりそらんじてたけどな。

H2〔文庫版〕  3 (小学館文庫 あI 63)

H2〔文庫版〕 3 (小学館文庫 あI 63)

H2〔文庫版〕  4 (小学館文庫 あI 64)

H2〔文庫版〕 4 (小学館文庫 あI 64)

*1:≪困ったなァ……/眠れないよ、…ヒデちゃん。≫(3巻238p)じゃねっつの。でも≪ざまァみろ。≫(同66p)の比呂の笑顔は反則だと思います!