ネタバレ特になし。
てっきり文藝賞出身だと思ってたんだけど、文學界新人賞やったんやね。残念ながら最近すっかり名前を見なくなってしまったけど。
ドラッグだの飢餓だの、退廃的なファクタを通して、幻視するイメージで勝負するタイプの「純文学」。好きか嫌いかだけだろう、正直。そして俺は後者。なんかヴィジュアル系の歌詞みたいだもの。
あと、腐っていくパイナップルってイメージは、某超有名純文学作品でも目にしたような気がするのだが…オマージュ、だよねえ?
あと小谷真理(解説)はホントどこに顔出してもなんの衒いもなくフェミニズムフェミニズム言うてるな。芸だわ。
評価はC。
- 作者: 篠原一
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- 発売日: 1998/01
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