最後まで読みました。
楽進や夏侯淵といった魏の武将の死に様と、「神」たる関羽の活躍がメインでした。関羽が死んだ後はなし崩し的に完結してしまった感があって惜しかった。夏侯淵めちゃくちゃかっこよかったのにこれじゃ前座じゃん。
しかし…この精密でありながら迫力に満ちた作画、得体の知れない才気と魅力の感じられるキャラクタ造型とそれを完全オリジナルに演出する台詞回し、「三国志」という題材に多くを拠っているとはいえ、日本の漫画表現が達したひとつの頂点を示す作品と言えるでしょう。
軍師では郭嘉、武将では夏侯淵がお気にでした。コレを読まなかったら気にも留めなかったであろう名前だ…。
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