ネタバレ一応注意。
ケイブダイビング、洞窟探索を題材にした乱歩賞受賞作。
ちょっと目新しい題材を取り上げて、調べて書きましたよってのが乱歩賞のミステリー、冒険小説には多い気がして。その短絡が俺のこの賞に対するイメージの悪さに繋がっているのですが。
この冒険小説もご多分に漏れず。
プロットもベタベタだし、登場人物もみな直情的で書き分けができてない。洞窟の閉塞感や、活劇のサスペンスも、俺には迫真的には感じられなかった。
さして出来のいい作品ではないと思う。
評価はC。
- 作者: 神山裕右
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/11
- メディア: 文庫
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