深水黎一郎『虚像のアラベスク』角川文庫

ネタバレ注意。

バレエを題材にした、芸術探偵シリーズ。

中編二編という珍しい構成だったのでどういうことかと思っていたら、そうねこういうことなのね…。確かに一読忘れ難い*1バカミス的達成ではあります。

あんだけ蘊蓄撒いたのも、214p以降のカタルシス(?)のためか…。

評価はC+。

*1:その分最初の「ドンキホーテアラベスク」は忘れてしまうが笑