草森紳一『ナチス・プロパガンダ 絶対の宣伝 4 文化の利用』文遊社

ネタバレ特になし。

ナチス体制下のドイツで、写真・放送・芸術といったメディアが、どのようにプロパガンダ化されたかを論ずる。

図版たっぷりの大ヴォリュームで読み応えはあるが、加えられる論評については残念ながらあまり面白いものがなかったな。

あと、独特のヘッドラインより、図版の照合がほしかった。

評価はC。