ネタバレ注意。
あらすじはややこしいので略すとして、葉村晶シリーズの長編。
大好きなシリーズなのだけど、独特の描写のクセは長編で顕在化して読み難さを生んでいるし、ビター/グロテスク/シニカルさも、今回はあまりゾクゾクするものに出会えず…そういう持ち味の部分で信頼に応えてもらえなかった。
真犯人どもがクズすぎるんだけど、そのクズっぷりにもあまり説得力を感じない。
評価はC。
- 作者: 若竹七海
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 文庫
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