ネタバレ一応注意。
ホラー短編集。
最近様々に辟易しているホラー小説、特に長編のそれよりは全然読めた。表題作のオカルト・サイエンスとか、「本」の作中作構造とか、心惹かれる部分があればそれに縋って読める。倉阪とか三津田に関してもミステリ魂に縋って読みたいところなんだけど。
個々のクオリティとしては、ちょっとオチが弱いのが目立って残念だった。ホラーにオチのインパクトとか求めるのは違うんかな。
評価はC+。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/12
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (36件) を見る