@ミッドランドスクエアシネマ
実在の株ゴロの伝記映画、スコセッシ×ディカプリオ。
三時間弱、徹底してセックス／ドラッグ／マネーゲーム。ハイテンポかつハイテンション、ストーリィも軽佻浮薄を極めながらも、スコセッシ×ディカプリオはさすが抜群の安定感。緊張が途切れることなくずっとニヤニヤしながら楽しめるけど、あまり後に残るもののある映画ではないね。
ディカプリオの最も力入れた芝居はカントリークラブでブッ倒れるところだろうけど、そういう意味での「演技派」になったんだなあ…というのはファンでもないので感慨でもなく、単なる感想ね。でも顔に力入るとジャック・ニコルソンそっくり。ロバート・レッドフォードとブラッド・ピット以上にそっくり。
