花沢健吾「アイアムアヒーロー 10」小学館ビッグコミックス

比呂美手術〜来栖編。
小田さんが手術に際して倫理面での注釈を何度も一人語るあたり、大人の事情を思わせもするけれど、漏らしたジーパン振り回しといて今さら何言ってんだ、という狙いかもしれないw
でも手術のディテールも興味深く読めるし、小田さんは好きです。早く温泉行けるといいよね。
んで新展開の来栖編、今さらだけど2ちゃん*1のやり取りのディテールに笑ってたら、いきなりヴァイオレントな展開。来栖君の狂気のカタチが、「久喜幕府」の『AKIRA』的ディストピアも含めて大いに期待されるところであります。
今一番読んでてあっという間なマンガ作品です。

アイアムアヒーロー 10 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 10 (ビッグコミックス)

*1:舞城みたく、オリジナルながらリアリティのある文法創造したわけでもなく。