『池袋ウエストゲートパーク 4』

台風なのでDVD鑑賞その2。
いつ行っても借りられてた4巻、ついに発見。
「(TBSのマーク)の回」、および「洋七の回」。
独立したエピソードに、シリーズ伏線を絡めた中盤戦。前者、原作「少年計数機」は第二集の表題作でもあり、孤独な少年を取り巻く家族の現代的人情噺として、よくできています。後者のネズミ講の話*1は特にコメディ担当と思わせといて、前の話からの流れで今度はマコトの「家族」にスポットをあてる、感動的な流れ。でも森下愛子の怪演にだいぶもってかれてるけどな…。
キョウイチが出てきたり、加奈の果たす役割が見えてきたりでシリーズ通しても重要な展開は見られます。しかしそれらの重要キャラが、(あるいは妻夫木asサルも含めて)皆揃いも揃って芝居がカタいのはいかがなものか。西島千博はプロパーじゃないので致し方ないとは言え、小雪さんは加奈が「ナチュラルな余裕」を醸し出すオトナのオンナキャラだけに、ちょっと…。
だが、それがいいw 前も言ったけど私的小雪ピーク。

池袋ウエストゲートパーク(4) [DVD]

池袋ウエストゲートパーク(4) [DVD]

*1:でもリツコとかオバちゃんたちまで岩渕さんを「見て」たのは充分説明されてないような…茶の幻覚作用? マインドコントロール? 旦那と息子がやってたのは理解できるんだけどさ。