ネタバレ特になし。
案の定ノベライズは別のライタなのですが。
さすがにこの辺まで来ると『ケイゾク』あたりとは違って劇場まで観に行く気概とてなかったのですが、TV放映を観たような記憶はあります。
目も当てられない、でもそれはそれで楽しく正しいグダグダぶりが、分相応にグダグダなライタの筆で、ある意味忠実に写し取られたノベライズとなっております。
もはや殺人や不可能状況に関するトリックなど影とてなく、ここにあるのはただいくつかの卑小な手品と、その種明かしだけです。
笑えたのも矢部のヅラネタぐらい。まああれは鉄板。
評価はC−。
- 作者: 蒔田光治,堤幸彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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