石井光太『浮浪児1945―戦争が生んだ子供たち』新潮文庫

ネタバレ特になし。

1945年、上野駅を中心に、戦争浮浪児たちの生活と行く末を描くノンフィクション。

しっかりと真っ当に書かれたノンフィクションではあると思う。だけどこの著者の筆質って、個人的にあまりアガらない印象があるんだよな…別にアゲようと思って書いてるわけじゃないし、ないものねだりだけど。

エモーションとかリリシズムとか、ヤバいノンフィクションはヤバいからね。

記録のみ。