ネタバレ注意。
チンドン屋との交流、拾った犬の飼育、部活の柔道団体戦…いくつかの少年/青春物語が描き繋がれる連作。
作者同郷はもちろん知ってるけど、存外山形ローカリズムが溢れてて笑ってしまった。ある主要登場人物の苗字、他で全く目にしたことないウチのママンの旧姓だし、解説もママンの親友が高校時代好きだったという池上冬樹サンですね*1。
そりゃ俺は同郷の誼と思い入れで読めるけど、一般読者はコレをどう読むんだと若干の疑問…。
評価はC。
- 作者:黎一郎, 深水
- 発売日: 2017/03/01
- メディア: 文庫