村枝賢一「俺たちのフィールド 1-3」小学館文庫

サッカー選手を父に持つ少年・高杉和也を主人公とするサッカーマンガ。

少年期~本条高校・選手権編。このへんは再読です…あまりに間が空いてしまったので。

で、画がアツいっす。ネームで時々スベってるんだけど、それを押し切れるだけの鋭さがある。でもドラマも力強いよね、父親の交通事故ってベタな展開も前後で泣かされたし、騎馬のママの話とかも、こういうのが染みてくるのは年齢のせいでしょうか…。

あと、他のサッカーマンガと違うのは、女性キャラが魅力的。愛子も母さんも、チョイ役の美大生でさえ。あきらだけは頭オカシイけど…つかこの話、前のブログでも同じこと書いてんなw こっちは年齢関係ないんだなw

まあ女性キャラに限らず、ちゃんとハリボテじゃないキャラが動いてていい感じ。ただやっぱサッカーという競技面での興趣はいまいちだな、決勝もつまんないし。でもスカイラブとか三角飛びとか再解釈してて、某作品への批評性が仄見えるのは面白い。ありそうでなかった方向性。

俺たちのフィールド 1 (小学館文庫)

俺たちのフィールド 1 (小学館文庫)

俺たちのフィールド (2) (小学館文庫)

俺たちのフィールド (2) (小学館文庫)

俺たちのフィールド 3

俺たちのフィールド 3