恩田陸『EPITAPH東京』朝日文庫

ネタバレ注意。

戯曲「EPITAPH東京」を書こうとする「筆者」と、吸血鬼・吉屋の視点で描かれる、東京都市小説。

半エッセィのような構成で、端正な文章とスマートな思考、文学/サブカルガジェットのなじみのよさで、読み心地のいい小説ではあった。

ほぼイメージだけで、まさかのゴジラオチもムリヤリだけど、まあ幻想小説だからね…。

評価はC+。

EPITAPH東京 (朝日文庫)

EPITAPH東京 (朝日文庫)

  • 作者:恩田 陸
  • 発売日: 2018/04/06
  • メディア: 文庫