京極夏彦『虚実妖怪百物語』角川文庫

ネタバレ一応注意。

現代日本に妖怪跋扈して大変なことになる、妖怪パニック実名小説。

コメディ要素は面白いとは言えないが、ギョーカイの人間模様はまあまあ興味深い。現代社会に対する批評性についても思うところがないではない。

しかし文庫三分冊の大部読んでる間思ってたのはずっと、「あー、京極のちゃんとした小説読みてえなー」ってことだった。

鉄鼠再読しよかしらん。

評価はC。

虚実妖怪百物語 序 (角川文庫)

虚実妖怪百物語 序 (角川文庫)

虚実妖怪百物語 破 (角川文庫)

虚実妖怪百物語 破 (角川文庫)

虚実妖怪百物語 急 (角川文庫)

虚実妖怪百物語 急 (角川文庫)