篠田真由美『イシュタルの子』廣済堂文庫

ネタバレ一応注意。
古代バビロニアを舞台とする伝奇ファンタジィ。
耽美的な世界観を作ろうという努力はみとめられ、またある程度の成功をみているとも思う。しかし読んだ率直な感想としては…あまりに中身ないんちゃうかと。
このクライマックスはこれでいいの? 続編ないんなら(知らないけど)、尻窄みもいいとこ。
評価はC。

イシュタルの子 (広済堂文庫)

イシュタルの子 (広済堂文庫)