『ジェイコブス・ラダー』

DVD。
ベトナムから退役してきた郵便配達夫が遭遇する悪夢を描くサイコ・スリラ。
なんか鬱映画だって聞いてたんでかなり身構えて観てたんだけど、そうしてみるとそれほどインパクトのある陰鬱さではなく。しかしくすんだ質感の画面の沈鬱と、ほどよい怪奇/狂気/グロテスク描写で、スリラ演出においては安定したいい仕事がされていると思いました。オチについてはまさかこんなオチじゃないといいなあとすぐに思いついたそのままのオチだったけど。
ティム・ロビンスはアンディ役とイメージ違って、文化系でナイーヴな主人公をきっちり演ってた。相手役エリザベス・ペーニャも嫌いじゃないけど、某AKBの卒業メンバに激似で、きっとこの人の写真見せて施術したんだろうなとか思って集中できんかった。あとマコーレー・カルキンのかわいらしさは鉄板すぎる。刹那い、まさに。

ジェイコブス・ラダー [DVD]

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