『ソーシャル・ネットワーク』

DVD。
へーアメリカの大学ってこんな感じなんやーとか、あるいはITの人たちってこうやって成り上がってくんやーとか、そうした舞台裏的な意味での興趣はありましたが、映画としてなにか特別に魅力があったかと言われると微妙かも。二時間退屈しないで観れはするけどね。
5億人(現在は知らんけど)の「ソーシャル・ネットワーク」をコンストラクトしながら、自分の周りの人間関係はデストラクションの一方であるというアイロニィはこの映画を語るにあまりに凡庸だけど、でもラストシーンのザッカーバーグの行動はその主題に対照的でなかなかよかったと思う。
実話の枷があって尻切れトンボの印象は否めないので、ラストシーンがいいのは救われました。