借り物です。
『ドラゴンヘッド』を途中で読むのやめて以来の望月ミネタロウ作品。いつの間にかカタカナに。
様々な症状を抱えた、精神病院の入院患者である青少年の物語。
なぜか江口寿史みたいなポップな絵柄だし、ユーモアも散りばめられてるけど、基本的には内省的で陰鬱なマンガです。
だからこそクライマックスの手術シーン、ハシの台詞は感動的で…となるんだろうけど、俺はなんか根本的に好きになれないマンガだったな。ちょっと閉塞的すぎる。ハシのマンガ…「東京怪童」の象徴性も、マリの存在も、うまく生かされていないように感じた。
…まあ、花はかわいいよ。かわいいけどね。
- 作者: 望月ミネタロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/23
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