ネタバレ一応注意。
主人公は新聞記者。酔って記憶失くして、他人のベッドで目覚めたら、横で女が死んでた、というまあよく見るような発端。
ベタなりにスリリングな導入だけど、話が進むにつれて興味が薄れてくる。キャラ薄いのに数は多い新聞社の連中、思慮の浅い主人公(逃げるんなら指紋は気にしろ)、行き当たりばったりの展開。解決も結局、裏の事情を知ってる人に話聞くだけだしなあ。
古いのでまあしょうがないけど、訳文もなんかテンション不統一で読みにくかった。
評価はC。
- 作者: ジョナサン・ラティマー,小西宏
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1965/07
- メディア: 文庫
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