ネタバレ特になし。
ホラー短編集。
この作家のキャラクタとして、コメディやスラップスティックを基調にする、って方向性は理解しているんだけど、ここまで見事にまったく「怖くない」と、ホラー小説としてさすがに高い評価はできない…というか何読んでんだか分からなくなってしまいます。
「本と旅する彼女」や「たまみ」といった作品の、世界観のカリカチュアライズは巧いと思ったので、そういう方向で長編読みたいような気はする。
…でも、飽きるかな。
評価はC。
- 作者: 瀬川ことび
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/03
- メディア: 文庫
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