奥田英朗『野球の国』光文社文庫

ネタバレ特になし。
野球観戦×紀行エッセィ。
別に好きな作家でもなく、そもそも野球というスポーツが嫌いなのにも関わらず、なんで所持しているのかは謎です。
後者の理由から、読みどころとなるのは日本の津々浦々の地方都市(一部台湾)の紀行興味だと思うのだけど、なんだか愚痴っぽかったり、変に上から目線だったり、世を拗ねていたりで、好きになれない。
旅情(?)もユーモアも感じられない。いいエッセィストではないと思う。
評価はC。

野球の国 (光文社文庫)

野球の国 (光文社文庫)