ネタバレ特になし。
さて、三巻め。
前までの巻に書いたのと同じような理由で、没入感がいまひとつなのは相変わらずだけど、いよいよ官軍とやり合ったりして、軍略的な面白さは出てきていると思います。
あとは楊志のキャラが好きだけど、こいつに待ち受ける結末は既に推薦者によってネタバレされてしまっています。だから五巻まで読めと。
そしてそんな、思い入れたっぷりに描かれる男たちに比して、女たちの扱いがあまりにもぞんざいで微苦笑。だけどそんな書きっぷりも作家「北方謙三」のイメージにはぴったりね。俺はこの小説読むまで、高校の時回し読みしたホットドッグプレスでの彼しか知らなかった。
…そんなこんなで、ゆっくり片付けますわ。
評価はB−。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: 文庫
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