ネタバレ一応注意。
日常生活では読みそうになかったので、六時間のバス軟禁中にむりやり片づけた。
上下巻約800ページ。辛かった。「辛さ」の内容についてはシリーズの前作、『天使の血脈』のレビューでも参考にしてもらうとして。ただ今回は話の中心にボーイ・ミーツ・ガールがあって、まあいくらか読みやすくなったと言えないこともないかな。発端とかもむりやりだし、そもそも描きたかったのは「ボーイ・ミーツ・ガール」というロマンではなく、単にかわいいショタキャラが恋してる様であるのが見え見えないやらしさがあるが。
しかしこの人ヴェネツィアが好きだね。『仮面の島』もそうだし今風呂で読んでるメフィスト掲載の『アベラシオン』なんかもそうだもんな。ツアーで行っただけでも惚れたいい雰囲気の街だけど、もういいんじゃねえか、一回書けば。
評価はC。
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堕とされしもの〈下〉天使の血脈 徳間デュアル文庫 し 1-5
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