桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』創元ライブラリ

ネタバレ特になし。

web連載の読書日記(と身辺雑記)エッセィ、2006年2月~2007年1月の集成。

ジャンル横断的な貪欲なインプットに、作家たるものコレぐらいじゃないとアカンのやな、と自分の偏った(そして時に無為な)読書傾向が省みられることしきりでした。作家・桜庭はさりながら、創元の編集・K島氏もなかなかの傑物やね…噂には聞いていたけれど。

やっぱいい文章読まなかんよな…須賀敦子とかさ。《下駄がいけなかったのだろうか。》とか最高だろ。

以下、気になったタイトルをメモ…『ほとんど記憶のない女』、『人魚とビスケット』、『庭に孔雀、裏には死体』、『愛についてのデッサン』、「黄色い壁紙」。

評価はC+。