ネタバレ一応注意。
絵画修復士・御倉瞬介が遭遇する事件を描くシリーズ短編集。
ピカソにフェルメール、モネにデューラーと、名だたる大家を題材に採っている様子だったので期待したけど、それらの要素は添え物、雰囲気作りの域を出るものではなかった。「モネの赤い睡蓮」ぐらいだったか、薀蓄レベルでも面白かったの。
相変わらず、違和感のある描写と拙い文章も枚挙に暇なく、相性の悪さが再認識されただけだった…分かってはいたことだけど。
評価はC。
- 作者: 柄刀一
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2010/12/04
- メディア: 文庫
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