ネタバレ注意。
お得意のメタテキスト・ホラー。
同じタイプのアイデアを演出を変えて、という発想なので結局は同工異曲、ネタは割れてるんだけど、それでもと言うかそれだからこそニヤニヤしてしまう。ニヤニヤしてしまう、というのは仮にも「ホラー」として如何なものかw
バカバカしさでは『内宇宙への旅』に、スケールの現出では『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』に負けて、いろんな意味で小粒なのは否めないところ。
評価はC。
- 作者: 倉阪鬼一郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/08
- メディア: 文庫
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