ネタバレ一応注意。
雪に閉ざされた別荘地で、クリスマス・パーティに集った男女が殺人鬼に襲われるホラー。
解説でも著者の志向が語られているように、ジェットコースタ・ホラーとしてのスリルとスピード感に殉じた作品。
まあそれならそれでいいし、実際あっという間に読んでしまったけど、せっかく岡嶋二人の作品を読むのであれば、もっと知的な興奮を味わいたかったというのが正直な感想。
評価はC。
- 作者: 岡嶋二人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (9件) を見る