『フォーン・ブース』

DVD。
「公衆電話」を舞台に展開されるスリラ。
81分とコンパクトな作品、ワンシチュエーション/ワンアイデアのスリラとしては、ワイプを多用したテンポのいい演出含めて過不足なくまとまっているし、まったくダレることなく画面に釘付けてくれる、なかなか職人芸な佳品でした。
若干オチが弱いような気がするけど、もしかすると続編に色気があったのかしらん、という感じでもあり、初演当時キーファー・サザーランドがあそこで出てくる、というのはインパクトあったのかもしれないし、まあ許容範囲内でしょう。
キャスティングで言えば、コリン・ファレルも確かに熱演だったと思いますが、フォレスト・ウィテカーの滋味深い演技がやはり印象的でしたね。アレを観よう、『ラストキング・オブ・スコットランド』を。