牧野修『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』ソノラマ文庫

ネタバレ注意。
ジャンヌ・ダルクをモチーフにしたSF活劇。
作者があとがきでふれているように、「戦う少女」に属性がある人は楽しめるのでしょうか。例として挙げられていた『レオン』におけるマチルダには、その魅力を大いに認めるところではありますが、この小説は僕には分かりませんでした。
ジャンヌ・ダルクモチーフだったら、最終的に縷々沙の不興をかって火炙りになるのかと思ったけど。ヌルくハッピーエンドでございましたよ。
評価はC。