小田扉「団地ともお 16」小学館ビッグコミックス

なんか久しぶり。
…ですが、総評として付け加えるべきことというのは特にありません。いつも通り安心してニヤニヤできる、可笑しくていとおしい作品です。
今回のベストは、ケリ子にまさかのロマンス、「君は完璧なのさともお」。肩車(…?)されてるともおにも吹いた。あとは「僕…なにかしましたっけともお」「フロンティアな心だなともお」の番長連作。こうして並べてみると感動系だな。
ギャグマンガとしての笑いに文学的な感興、あるいは「ほっこり」的な感動まで求めてしまうのはとても贅沢だが、それにしっかり応えてくれるのが小田扉という作家。
いい仕事してまっせ。

団地ともお (16) (ビッグコミックス)

団地ともお (16) (ビッグコミックス)