木崎伸也『2010年南アフリカW杯が危ない!』角川SSC新書

ネタバレ特になし。
こちらも貰い物の新書です。
内容はタイトルの通り。インフラやホスピタリティ、スタジアムなどのハード面の立ち遅れも指摘されてるけど、一番インパクトがあってヤバいと思ったのは、なんと言ってもヨハネスブルク犯罪都市ぶりね。
つか、W杯以前に、単純にひとつの都市論として興味深いものがある。政策転換が都市に及ぼした影響の例として、稀有にドラスティックなものだと思うので。
…でもこんな呑気なこと言ってられるのも、スカパー観戦の気マンマンで、現地に行こうなんて微塵も考えていない、いちJサポが故なんだけど。俺の長谷川が代表のエースとして君臨したら考えないでもないのだけど。
あとはブラッター批判(めいたもの)にも紙幅が割かれるけど比較的興味無いし、ルポとしてもそう目立って面白くはない。
ま、そんなところで。
評価はC。

2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書)

2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書)