蒔田光治/太田愛/福田卓郎/堤幸彦監修『TRICK2』角川文庫

ネタバレ注意。
これって確か2002年の一月のクールだったよね。大学の合格発表を落ち着かなく待ちながら、でも暇で暇でしょうがなくて、録画のビデオを繰り返し観てたような。もうそんな前か…懐かしい。ということで一番観てたシリーズがコレ。
で、クレジットがやたら多いけど、ノベライズしてるのはさらに別の人なんだよねw しかしまあ、その人が酷いわ。もっと小説の体裁を整えられるライタはいくらでもいるのではないかと思うけれど。まあ、このドラマの面白味を、小説という形式に落とし込むのが難事だということは理解できる。端的なのは「六つ墓村」の犬ネタ。読む前から、あそこどうやるつもりなんだろうと思っていたが…あとは美佐子不美人ネタとかな。
まあそのあたりの印象が強いことからも分かるように、このクールあたりになるとコメディ・ギャグ要素、(セルフ含む)パロディ要素が過多になってくるので、こうして読んでてももうだいぶキツいな。
評価はC。

トリック〈2〉 (角川文庫)

トリック〈2〉 (角川文庫)