ネタバレ特になし。
フランスW杯前後に描かれたサッカー(中心の)エッセィ。
サッカーに関しても社会批評に関しても、素朴に映るほど素直で好感が持てる。良識あるサッカーファンならば、当時確かにこういう苛立ちだっただろうし、中田に関してはこれだけ賞賛してもまだ足りなかっただろう。
俺はサッカーを好きになりはじめたぐらいの時期だったので、さらにさらに素朴だったわけだが。懐かしさが第一義な本だった。
しかしいかにもな鈴木成一。
評価はC+。
フィジカル・インテンシティ―日本サッカーが初めて世界に曝された (光文社文庫)
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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